ピザをお弁当やパーティーに持参するとき、どのように携行するのがベストでしょうか?
美味しいピザを楽しみにしているのに、開けてみたらぐしゃぐしゃになっていたらがっかりですよね。特に大きくて柔らかいピザは慎重な運び方が必要です。
今回はピザの持ち運び方や、お弁当向けのピザレシピを紹介します。
ピザをお弁当としてランチに!持って行き方は
ピザは家で楽しむのも良いですが、外で友人と一緒に食べるのも魅力的ですよね。
しかし、ピザを持ち運ぶ際に心配なのが、形が崩れてしまうことです。
ピザの具材が振動で落ちてしまうと、美味しさも半減してしまいます。
そこで、ピザの切り方を変えることをお勧めします。
通常ピザは丸い形をしているため、等分に切ろうとすると三角形の形になります。
しかし、このまま持ち運ぶと、スペースに隙間ができ、ピザが崩れる原因になります。
そのため、四角形などの隙間のない形にしてお弁当箱に配置することで、ピザも他のおかずも崩れにくくなります。
また、ピザを1切れずつワックスペーパーやアルミホイルで包む方法も効果的です。
最近ではオシャレな柄のワックスペーパーやアルミホイルも販売されていますので、柄を統一すると一気におしゃれで可愛らしく、食べやすいお弁当になります。
お弁当やランチにピザを丸ごと運ぶ時の持って行き方
ピザは大勢で楽しむのに最適なメイン料理です。
ホームパーティーなどでは、持ち寄りたい人気メニューですよね。
ピザは焼き立てをアツアツで楽しむのが最高なので、ホームパーティーでは最高の状態でピザを提供したいですよね。
その場合、自宅で下ごしらえをして、ホームパーティーの会場でオーブンを借りてその場で焼いて提供するのが最良の方法です。
もしホームパーティー主催者からオーブンの使用許可が得られれば、ぜひこの方法を試してみてください。
また、下ごしらえをしたピザを友人の家まで持っていく場合は、通常ピザが入っている四角い箱を自作する方法もあります。
ダンボールをピザよりも大きめに四角く切り、ピザをアルミホイルなどで包んでふんわりとラップすれば完成です。
トッピングは、到着後にするよりも、ピザを焼く前に済ませておくと、持ち運び時に崩れる心配も減ります。
ピザ弁当の持って行き方はトルティーヤにして食べやすく
ピザは手軽に食べられることから、その食べやすさも人気の一因です。
お弁当にピザを入れる場合、ピザと同じような具材を使って「トルティーヤ」にするのもおすすめです。
トルティーヤは、とうもろこし粉を使用した薄い生地のことです。
これに様々な具材を詰めて食べる料理がタコスと呼ばれ、日本でも広く親しまれています。メキシコでは、これが主食とされています。
日本の店舗でも手軽に入手できるトルティーヤを利用して、色々な具材を巻いてお弁当にするのは手軽でおすすめです。
トルティーヤでピザ風にするには、まず、トルティーヤに薄くピザソースを広げ、その上にピーマンやベーコン、ミニトマト、ブロッコリーなどの具材を乗せ、ピザ用チーズを振りかけ、オーブンで2〜3分焼けば完成です。
焼き上がったら、ラップで包み、両端をキャンディ包みのようにします。
食べやすいように半分に斜めに切り、切り口を上向きにしてお弁当箱に詰めれば完成です。
普段とは一味違うお弁当になるので、遠足などのイベントにも最適です。
お弁当にも便利なフライパンで作るピザ
自宅でピザを作ると、パン作りのような手間がかかると感じることがありますが、工程をある程度省略することで、短時間で簡単に作ることも可能です。
ピザの生地は薄く伸ばして焼くため、通常のパン作りで必要な発酵を少し省略しても大丈夫です。
ピザ生地の材料は、強力粉、薄力粉、塩、水、プレーンヨーグルトです。
プレーンヨーグルトに含まれる酵母をイースト代わりに使用するため、発酵を省略できます。
生地をしっかりこねて少し寝かせたら、フライパンに一口大の円形に伸ばした生地を入れて焼きます。
片面がきつね色になるまで焼いたら、ひっくり返し、ピザのトッピングをして蓋をして蒸し焼きにします。
この方法で作ったピザは、時短であるにも関わらず、美味しさに欠けることはありません。
急にピザが食べたくなった時など、ぜひお試しください。
発酵がいらない初心者でも作りやすいピザの作り方
パン作りにおける重要な工程である発酵は、生地をふんわり柔らかくする役割があります。
ピザ生地をお店の味のようにふんわりもっちりとしたものに仕上げたい場合、発酵は不可欠です。
日本では、ピザの生地の発酵は通常1次発酵のみが行われることが一般的ですが、本場イタリアでは、自宅で作る場合でも2次発酵を行い、その後にピザを焼くことが多いようです。
ただし、ふんわりもっちりした生地よりもカリカリのクリスピーな食感を好む方にとっては、発酵なしでも美味しいピザを作ることができます。
発酵なしのピザと発酵させたピザを両方作って、どちらが好みか比較するのも興味深いでしょう。
発酵なしでピザを作る場合、材料は強力粉、薄力粉、塩、水、ベーキングパウダー、砂糖、オリーブオイルです。
ベーキングパウダーを使用することで生地が膨らみ、オリーブオイルの油分が生地をしっとりさせてくれます。
生地を作る際には、水の量は生地の状態を見ながら加えるようにしましょう。気温や使用する材料によって生地のまとまり方が異なるためです。
ピザ弁当は気分が上がる人気のランチ
毎日作る子供のお弁当は、ほとんどが同じおかずになりがちです。
そのため、普段とは違う「ピザ弁当」は、子供たちにとっても特別な楽しみになります。
ピザをお弁当に入れる利点はいくつかあります。まず、ピザはしっかりと火を通しているため、水分が出にくく、傷みにくいです。また、味がしっかりとついているため、冷めても美味しく食べることができるのも大きな利点です。
美味しいピザ弁当を作るためには、盛り付け方も重要です。
ただし、何枚かのピザを入れただけでは、見た目には美しくありません。
デパ地下の幕の内弁当を参考にし、様々なおかずを色鮮やかに、少しずつ上品に盛り付けることが、満足度の高いお弁当を作る秘訣です。
ピザをメインにした場合、他の副菜も美味しそうなものを選んで全体のバランスを考えましょう。
野菜のピクルスやフルーツなどもピザと相性が良いので、別の容器に詰めて、工夫して盛り付けると、より美味しいピザ弁当になります。