生春巻きは、作り置きや保存が難しいイメージですが、実際には適切な保存方法を知っておけば、意外と日持ちします。保存方法を誤ると、皮がくっついたり、乾燥してパサパサになってしまいますので、正しい保存法をご紹介します。
生春巻きの保存方法
生春巻きは、作りたてのもちもち感が格別の美味しさですが、適切に保存すれば作り置きも可能です。
ただし、乾燥しやすく、過剰な水分は皮をブヨブヨにしてしまいます。冷蔵庫での保存は最大で1日程度が賞味期限ですが、その間にも皮が乾燥して硬くなったり、具がシャキシャキ感を失ったりすることがあります。
たくさん作って毎日の副菜にしたいところですが、保存には一手間が必要です。
生春巻きを作り置きするときに気をつけること
生春巻きを作り置きする際には、2つのポイントに注意が必要です。
生春巻きが乾燥しないようにすること
生春巻きがくっつかないようにすること
どちらも半日くらいの保存なら問題ありません。具体的な方法をご紹介しますので、安心してください。
3時間ほど保存したい場合
短時間(2〜3時間)の保存方法として、以下の手順をご紹介します。この程度の時間であれば、手間をかけずにおいしく保つことができます。
手順:
しっかり絞ったキッチンペーパーを皿に敷きます。
生春巻きをその上に並べます。
さらに、しっかり絞ったキッチンペーパーを生春巻きの上に被せます。
皿にラップをかけて冷蔵庫で保存します。
生春巻きは切り分けると乾燥しやすいので、包んだまま保存し、食べる際に包丁を入れるようにしましょう。
また、キッチンペーパーを濡らしすぎると、皮が水分を吸ってぶよぶよになる可能性がありますので、注意してください。キッチンペーパーはしっかりと絞って使用しましょう。
半日保存したい場合
3時間以上保存する場合や持ち寄りパーティーなどで持ち運ぶ場合は、より注意が必要です。以下の方法で保存すると安心です。
手順は簡単で、作った生春巻きを切らずにひとつずつラップで包むだけです。たくさん一緒に並べておくと皮同士がくっついてしまうので、手間はかかりますが個別にラップで包みましょう。
生春巻きは冷凍できる?
生春巻きの皮自体は冷凍できますが、完成した生春巻きは生野菜を使っているため、冷凍しても解凍後の食感や味がおいしくないことがあります。そのため、作ったらすぐに食べるのがベストですね。
生春巻きの皮は乾燥しているものが多く、パントリーで1年ほど保存することができるので、特に冷凍する必要はありません。