きゅうりは一般的に、生で楽しむことが一般的ですね。サラダや漬物として、冷たくて爽やかな味わいが楽しまれます。
そのため、温かいきゅうり料理があまり美味しそうに感じられないのは理解できます。
しかし、きゅうりを大量に消費する必要がある場合、生で食べるのはちょっと大変かもしれません。そこで、今回はきゅうりを加熱しても美味しく楽しめるレシピをご紹介しましょう。
きゅうりに火を通すとまずいと感じるのは何故?
実は、きゅうりは加熱すると皮が青臭くなりやすく、水分が多いため、炒め物などに使用するとベチャベチャに仕上がってしまうことがあります。
この理由から、通常、きゅうりは生で食べることが一般的です。
確かに、サラダや漬物など、シャキシャキとしたみずみずしい食感が楽しめるのは魅力的ですね。
しかし、意外かもしれませんが、きゅうりを加熱して美味しく楽しむ方法があるのです!
もしもきゅうりが余っている場合、ぜひ試してみてください。
きゅうりに火を通すレシピといえばこちら
・きゅうりと卵の炒め物
この美味しいレシピには、2人分の材料が必要です。きゅうりを2本と卵を2個用意しましょう。また、すりおろした生姜、味付けに小さじ1の塩と醤油、そして少量の顆粒だしが必要です。顆粒だしは和風または鶏がらスープのもの、どちらでも大丈夫です!
【作り方】
- まず、ピーラーを使ってきゅうりの皮を剥きます。全ての皮を取る必要はありませんが、しま模様が残るように少し残すと見た目も美しくなります。ただし、きゅうりの青臭さが気になる場合は、全部皮を取ることをおすすめします。
- 皮を剥いたら、きゅうりを縦半分に切り、それから斜めに薄くスライスします。切ったきゅうりには少量の塩を振りかけ、しばらく放置します。
- 次に、ボウルで卵を割りほぐし、少しの塩で調味します。
- 加熱したフライパンにごま油を適量垂らし、卵を軽く焼いていきます。菜箸で素早く混ぜ、ある程度固まったら卵を一旦お皿に移します。
- フライパンを再び熱し、ごま油を垂らし、すりおろし生姜を入れ、香りが立つまで炒めます。
- 次に、顆粒だしときゅうりを加えて炒めます。きゅうりがしんなりとしたら、醤油で味を調え、お皿に移した卵も加え、全体をよく絡ませれば完成です。
このレシピは簡単で、きゅうりが美味しく味付けされています。きゅうりだけでなく、ミニトマトを追加しても美味しいですよ!
・きゅうりとベーコンの炒め物
このレシピは2人分で、きゅうり2本、ベーコン2〜3枚、すりおろしニンニクが必要です。味付けには醤油、塩、胡椒を少量使います。
【作り方】
- きゅうりは前回と同じように皮を剥いて、縦半分に切り、それから斜めに薄切りにします。
- ベーコンは1cmほどに切り、ニンニクはスライスします。
- フライパンにオリーブオイルをひき、ニンニクを加え、香りが立つまで炒めます。
- 次に、ベーコンときゅうりを入れ、醤油と塩、胡椒で味付けを調節し、完成です。
このシンプルながら美味しいレシピをぜひお試しください!
きゅうりを茹でてお漬物にも!
大量のきゅうりを一気に消費したいなら、茹でて漬け物を作ってみるのはいかがでしょうか?
まず、約4〜5本のきゅうりを丸ごと茹でてみてください。お湯を沸騰させ、きゅうりを約2分間茹でたら、ザルにあけて熱を冷まします。
きゅうりが熱を冷ましたら、一口サイズの輪切りにカットします。そして、これらの切ったきゅうりをタッパーに入れ、浅漬けの素を注ぎ入れて、冷蔵庫で漬け込んでおきましょう。
すると、きゅうりが『きゅうりのキューちゃん』のような見た目になりますよ!
茹でることで、きゅうりは味がよく染み込みます。漬け込む際に、お好みで鷹の爪を適量加えると、ピリッと辛さがプラスされ、美味しさが引き立ちますよ。ぜひ試してみてください!
まとめ
きゅうりを皮を剥いて炒めると、驚くほど美味しくなり、青臭さも軽減されます。さらに、茹でてから漬け物にすると、しっかりと味が染み込んだきゅうりの漬け物ができますので、長期保存や大量消費にぴったりです。
きゅうりは加熱しても美味しく楽しめるので、もはや余らせてしまうことはありませんね!お試しいただけると嬉しいです。