オリーブオイルと塩の順番でサラダをアレンジ

サラダの出来を左右する!調味料を混ぜる・かける順番【ドレッシングはいらない】

当サイトでは、アフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。サラダ作りのコツについて考えてみましょう。サラダがべちゃっとして、美味しくないと感じたことはありませんか?その原因はドレッシングや調味料の扱い方かもしれませんね。この記事では、調味料を混ぜる順番の重要性について解説します。調味料の選び方も重要ですが、混ぜる順番を意識することで、サラダの味わいが変わるかもしれません。

  1. サラダの味付け よくある失敗
    1. 水っぽくなってしまう
    2. 油っぽくなってしまう
  2. サラダの味付け 基本の調味料3つ
    1. オイル・お酢・塩
  3. 【ドレッシングづくり】調味料の混ぜる順序
    1. オイルは最後
    2. ポイントは溶けやすさ
  4. 調味料を混ぜない味付けと順序
    1. オイル→調味
    2. 基本的には「オイル→調味」で覚えましょう。オイル→お酢→塩。オイル先行、ドレッシングの混ぜる順序とは逆ですね。理由は、野菜の水分を閉じ込めるためです。オイルの特性を利用します。これが逆転してしまうとどうなるでしょうか?塩が野菜に乗ると、ベチャベチャのサラダになってしまうんです。これには、浸透圧という原理が影響しています。 浸透圧とは?2つの濃度が異なる物質が隣り合うとき「濃度を一定に保とう」という力がはたらく。そこで生まれるのが「濃度が高いものから低いものに浸透しよう」とする圧力。浸透圧とは、この圧力差のこと。 「魚に塩をふっておく」という下処理がありますが、目的のひとつに「魚の余分な水分を引き出す」ことがあります。これが、野菜においても同じことが起きて、先に塩を振ると本来閉じ込めておくべき野菜の水分が出てきてしまうんですよね。つまり、役割の違いを踏まえてオイルを先にかけています。 注意点が1つありまして、砂糖やしょうゆといった他の調味料を混ぜるのなら、直接サラダへかけることをオススメしません。お酢・塩だけのシンプルな調味に対して、何種類も調味料をサラダへダイレクトにかけるには、サラダの一体感が欠けます。口へ運んだ時に調味料がダイレクトに感じられることが多く、ただしょっぱい・すっぱいとなってしまうためです。 でも、ドレッシングづくり面倒だわ……。そうとなれば、食べる前にサラダをざっくりかき混ぜてください。味がサラダ全体に回ります。混ぜることを踏まえると、平皿よりは深さのあるボウルタイプのうつわがいいですよ。
  5. 例外として「調味→オイル」のパターンがあります。 それは、果肉がしっかりしたトマトやお肉を食べるときです。 トマト自体の旨味が引き出されて、サラダ全体に行き渡ります。 代表例が、カプレーゼ。 これを葉野菜ベースのサラダでやると、ただべちゃべちゃになるのでやめましょう。 青みのあるきゅうりなどの野菜も、青臭さが引き出されるだけなので向きません。 また、お肉はそれ自体がしっかりしているため、先に塩で調味しても味がぶれません。 へ〜。塩分の扱いでこんなにも変わるんだね。 そう、よく気づいたね!最後のひと手間でできばえが変わるよ。
  6. この記事では、サラダの味付けに関わる調味料を混ぜる順番を解説しました。ドレッシングを作ってサラダにかける場合や、調味料を直接サラダにかける場合など、塩の使い方を意識することで、サラダの出来栄えがガラッと変わりますよ。最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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サラダの味付け よくある失敗

サラダの味付けでよくある失敗は、主に2つあります。

水っぽくなってしまう

味付けをした後、サラダが水っぽくなってしまうパターンです。サラダの主要な食材である野菜から水分が出てしまい、味付けが薄くなってしまったり、野菜本来の新鮮な味わいを楽しむことができなくなります。

油っぽくなってしまう

味付けをした後、サラダがオイルでべたっとしてしまうパターンです。水気問題がなくても、油が裏目に出ることがあります。その一例がオイリーなサラダです。他の調味料も含まれているはずなのに、皿の底に沈むなどドレッシングが一体になっていないため、油が目立ってしまいます。せっかく作ったサラダがダメになると、気分が落ちちゃいますよね。これらの問題は全て、オイルの扱い方が重要です。高価なものを使わなくても、扱い方に注意することで改善できます。どんな点に注意すべきか、手順を追って見ていきましょう!

サラダの味付け 基本の調味料3つ

混ぜる順序を説明する前に、調味料について整理しておきます。

オイル・お酢・塩

サラダの味付けでベースとなるのは、主に3つの調味料です。まずは、オイル・お酢・塩の3つを用意しましょう。

【ドレッシングづくり】調味料の混ぜる順序

それでは、これらの調味料を使ってドレッシングを作ります。

オイルは最後

ドレッシングにおける、調味料を混ぜる順序はお酢 → 塩 → オイルです。ちなみに、砂糖やしょうゆといった他の調味料を混ぜる場合もあると思います。この場合は、お酢や塩と同じタイミングで混ぜてください。味を整える調味料は先に合わせます。

ポイントは溶けやすさ

ここでのキーワードは「溶けやすさ」です。紐解くために、調味料の特性を見ていきましょう。まず、油と調味料に大別できます。

オイル調味料:

オリーブオイル
米油
ごま油

調味料:


お酢
砂糖
しょうゆ
味噌

調味料同士は混ぜやすく、油と調味料は混ぜにくいわけです。そこで、オイルは最後にします。調味料は、状態に応じてさらに分けてみます。

オイル調味料(液体):

オリーブオイル
米油
ごま油

調味料(固体):


お酢
しょうゆ
味噌

これらの溶けやすさを踏まえると、
調味料(液体) > 調味料(固体) > オイル

これを、基本の調味料に置き換えると
お酢 > 塩 > オイル

一度にすべてを混ぜません。液体のお酢をベースに、溶けにくい塩を混ぜます。最後に、油を溶かしていきます。

常温だと塩はお酢になかなか溶けませんが、オイルよりは親和性がいいです。ミキサーを使うとあっという間に攪拌できます。その後、混ぜた液体をオイルと混ぜます。ここで乳化した状態を作り出します。

乳化とは、本来は混ざり合わない水分と油が混ざり合う現象のことです。

「オイルは最後」と覚えましょう!

調味料を混ぜない味付けと順序

ドレッシングを用意するのはめんどくさいな……。サラダに直接かけて食べたいよね。こんな時に役立つ、調味料を直接かける裏技もお伝えします。笑

オイル→調味

オイル→調味

基本的には「オイル→調味」で覚えましょう。オイル→お酢→塩。オイル先行、ドレッシングの混ぜる順序とは逆ですね。理由は、野菜の水分を閉じ込めるためです。オイルの特性を利用します。これが逆転してしまうとどうなるでしょうか?塩が野菜に乗ると、ベチャベチャのサラダになってしまうんです。これには、浸透圧という原理が影響しています。 浸透圧とは?2つの濃度が異なる物質が隣り合うとき「濃度を一定に保とう」という力がはたらく。そこで生まれるのが「濃度が高いものから低いものに浸透しよう」とする圧力。浸透圧とは、この圧力差のこと。 「魚に塩をふっておく」という下処理がありますが、目的のひとつに「魚の余分な水分を引き出す」ことがあります。これが、野菜においても同じことが起きて、先に塩を振ると本来閉じ込めておくべき野菜の水分が出てきてしまうんですよね。つまり、役割の違いを踏まえてオイルを先にかけています。 注意点が1つありまして、砂糖やしょうゆといった他の調味料を混ぜるのなら、直接サラダへかけることをオススメしません。お酢・塩だけのシンプルな調味に対して、何種類も調味料をサラダへダイレクトにかけるには、サラダの一体感が欠けます。口へ運んだ時に調味料がダイレクトに感じられることが多く、ただしょっぱい・すっぱいとなってしまうためです。 でも、ドレッシングづくり面倒だわ……。そうとなれば、食べる前にサラダをざっくりかき混ぜてください。味がサラダ全体に回ります。混ぜることを踏まえると、平皿よりは深さのあるボウルタイプのうつわがいいですよ。

調味→オイル

例外として「調味→オイル」のパターンがあります。 それは、果肉がしっかりしたトマトやお肉を食べるときです。 トマト自体の旨味が引き出されて、サラダ全体に行き渡ります。 代表例が、カプレーゼ。 これを葉野菜ベースのサラダでやると、ただべちゃべちゃになるのでやめましょう。 青みのあるきゅうりなどの野菜も、青臭さが引き出されるだけなので向きません。 また、お肉はそれ自体がしっかりしているため、先に塩で調味しても味がぶれません。 へ〜。塩分の扱いでこんなにも変わるんだね。 そう、よく気づいたね!最後のひと手間でできばえが変わるよ。

【まとめ】調味料の順番を意識してサラダの味付けを操ろう

この記事では、サラダの味付けに関わる調味料を混ぜる順番を解説しました。ドレッシングを作ってサラダにかける場合や、調味料を直接サラダにかける場合など、塩の使い方を意識することで、サラダの出来栄えがガラッと変わりますよ。最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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おいしいもの好きな都内ひとり暮らしの30代会社員。サラダを中心に、おいしい料理・食材情報・生活術を発信しています。レシピ化したサラダは250超。9-17時勤務が作れるレシピ、サラダをおいしく作るコツ、調理アイテムや食材・調味料についてお届けしています。シンプルな生活が性に合う性質で、脱会社員を目指して活動中。本屋・晩酌が好きです。

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