ズッキーニの実の部分だけでなく、その種も実は食べられます。
また、大きなズッキーニであっても、種の食感が気にならなければ、そのまま食べることができます。
さらに、ズッキーニの皮も非常に美味しく、捨てるのはもったいない部分です。
ズッキーニが大きくなると、種や皮が硬くなることがありますが、その場合は取り除いて使うこともできます。
したがって、ズッキーニの種や皮を食べることができるかどうか、そして大きなズッキーニの場合は種を取るべきかどうかについて、詳しくご紹介します。
さらに、ズッキーニの食べ方についても触れています。夏の旬のズッキーニを、実も皮も一緒に楽しんでみてください。
ズッキーニの種は食べれる?皮は食べれる?
ズッキーニの種は、食べられます。
ズッキーニは、カボチャ科の植物で、小さなカボチャの仲間です。種も小さく皮も薄いため、皮ごと食べることができます。”ズッキーニ”とは、イタリア語で「小さなカボチャ」を意味します。
ズッキーニは、煮たり焼いたり、レンジでチンして加熱すると、種も皮も美味しく食べられます。
味は淡く、クセがなく、ナスに似た食感です。そのため、色々な料理に使うことができます。
初めてズッキーニを育てたときは、きゅうりかと思いました。緑色のズッキーニでしたが、スーパーで丸い形のズッキーニも見つけました。
色々な種類がありますが、味に変わりはありません。
ズッキーニが大きいときは種は取る?
ズッキーニが大きくなると、通常のサイズのズッキーニと比べて種が大きく、種感が強くなるので、食べやすさを考えると種を取る方が良いでしょう。
大きなズッキーニは、わたの部分も柔らかく水っぽいので、白瓜のように種と一緒にわたも取り除いて使います。しかし、種が気にならなければ、種ごと食べることもできます。
大きなズッキーニでも、種やわたが気にならなければ、丸ごと料理しても美味しく食べることができます。
小さいズッキーニは、花が咲いてから3〜4日後の未熟な実です。成長が早いため、ちょっと待っていると急速に大きくなってしまうこともあります。
家庭菜園でズッキーニを育てた経験がありますが、成長が速いので、少し大きくなってから収穫するのがコツです。巨大なズッキーニになってしまった場合でも、二つ切りにして斜めに2〜3mmの厚さに切って、ウインナーと一緒に塩こしょうで炒めると美味しくいただけます。
ズッキーニは、ウインナーだけでなく豚肉と炒めても美味しいです。大きくなったズッキーニでも、種が硬くなっていなければ薄切りにして炒めると美味しく食べられます。
種や皮が硬い場合でも、取り除けば食べられるので、捨てずに利用してみてください。
ズッキーニの皮は剥く?
ズッキーニの皮は、通常は剥く必要はありません。
ただし、ズッキーニの皮が硬かったり、傷んでいたりする場合は、部分的に剥いたり、完全に剥いても問題ありません。
特にズッキーニが大きい場合など、皮が硬いことがありますが、そのような場合は部分的に剥いても十分です。
ズッキーニの食べ方
ズッキーニは、サラダや焼き料理、炒め物、煮込みなど、さまざまな料理に活用できます。
特に焼くと甘みが引き立ち、美味しくいただけます。
ズッキーニの種をくり抜き、ひき肉を詰めてチーズをのせてオーブンで焼くと、素晴らしい味わいが楽しめます。
また、油で焼いたズッキーニは、夏カレーのトッピングとしても最適です。
ズッキーニはスープやソテーにも適しており、ラタトゥイユなどの料理にもよく合います。
その淡白な味わいから、どんな料理にもしっかりと溶け込みます。
丸ズッキーニの食べ方
丸いズッキーニの食べ方は、通常のズッキーニと同様に焼いたり煮たりすることができます。
しかし、丸い形状を活かした特別な食べ方もあります。
例えば、丸いズッキーニを6〜7ミリの厚さに輪切りにし、上にトマトソースやモッツァレラ、ツナやエビなどをトッピングしてオーブンで焼くと、ピザ風の美味しい料理ができます。
また、丸いズッキーニの種をくり抜いてひき肉を詰めたり、グラタンを入れてオーブンで焼いたりする方法もあります。
しかし、最も簡単なのは、やはり丸いズッキーニのピザ風です。
ズッキーニの種は食べれる?のまとめ
ズッキーニの種は食べられます。
ズッキーニの皮も食べられるので、ズッキーニは丸ごと食べられる食材なんです。
一般的にスーパーで売られているズッキーニは小さいですが、それは花が咲いてから3〜4日後の未熟な実なんですよ。
しかし、もらったり自分で育てると、大きなズッキーニができてしまうこともあります。
成長しすぎた大きなズッキーニは、種も皮も硬い場合があります。
そのような場合は、ズッキーニの種をくり抜いて皮を所々剥いても美味しく食べられます。
私たちも、初めてズッキーニを育てたときは収穫時期を見誤って、育ちすぎた大きなズッキーニになってしまいました。
しかし、大きなズッキーニでも、種や皮の硬さが気にならなければ、取らずに調理しても大丈夫ですので、ぜひ丸ごとお召し上がりください。
ズッキーニは、長細いものだけでなく、丸いものやUFO形のものもあります。
また、色も黄色や緑、縞模様など様々ですので、夏の旬の時期にさまざまな料理に取り入れてみると良いでしょう。